「蔵宅」とは、市場に出回っていない手造りの新鮮な日本酒を毎月届けてくれる、定期購入サービスです。
「とりあえず1回だけ試しに使ってみるか」と軽い気持ちで申し込んだのですが、すっかり魅了されてしまいました^^
今回は私が思う蔵宅の魅力を3つご紹介したいと思います。
市場に出回っていない酒が飲める
蔵宅が提供するのは、家族または少人数で手造りで丹精込めて造っている酒蔵の日本酒に限定されます。
送られてくる瓶には「○○様」という名前が入ったシール、瓶詰めした日、製造者の名前が記載されており、なんだか特別感を感じます。
出回っていなくてあまり知られていないお酒を、酒蔵の方が一本一本手作業で詰めて、自分の名前を入れて送ってくれる。
これは日本酒ファンにとっては、なんともたまらないものです。
造り手の顔やこだわりが見える
お酒と一緒に小冊子が送られてくるのですが、これがなかなかイイ!
酒蔵の歴史やこだわり、酒の特徴やオススメの飲み方、相性の良い料理まで、丁寧に解説されています。
こういった知識を知ることによって、よりいっそう美味しくいただけますよね。
今回送られてきた日本酒は埼玉県にある滝澤酒造のものになります。
れんがで有名な深谷市にある滝澤酒造は、れんが製の巨大な煙突がシンボルとなっています。
麹室や酒蔵にもれんがが使われており、これが保温性、保湿性の面から酒造りに適しているのだとか。
こちらが滝澤酒造の杜氏、滝澤英之さん。
弊社はまだ有名ではないので、まっさらな状態、先入観なく素直な気持ちで酒をお楽しみいただけると嬉しいです。
それで美味しいと思ってもらい、また飲んでもらえるお酒になりたい。
私の目指す日本酒は『名脇役のような酒』です。
料理と一緒に楽しんでいただきたいですね。
こんな造り手の声が聞けるのも嬉しいですね。
さらには、加熱殺菌や加水していない「吟醸生原酒」であること、華やかな香りを楽しむために冷やして飲むのがおすすめなど、日本酒初心者にはありがたい解説付き。
そして相性の良い料理は、さっぱりした肉料理、白身魚などの魚料理だそう。
さっそく魚料理を合わせていただいたのですが、りんごのような爽やかな香りと、きれいな口当たりがなんとも絶妙。
原酒でアルコール度数が高いので、お水をちょびちょび飲みながらいただきました。
原酒の解説記事はこちら。
原酒を飲んでみよう!普通の日本酒じゃ物足りないというアナタへ
サービス提供会社の理念がすばらしい
サービスを提供しているリカー・イノベーション株式会社は、冊子の中でこう語っています。
「お酒を銘柄ではなく、人から買う」ことを目指し、「酒蔵のこだわりの逸品が一番美味しく飲める方法」、「製造者の思いやこだわりを素直に伝える方法」を考え、この蔵宅というサービスをご提供させていただいております。
いや~本当に素晴らしいですね。
中小の酒蔵はおいしいお酒を造っていても、知名度がなく広めることが難しいという現実があります。
そしてそのような酒蔵は残念なことに減っていく一方です。
そこにスポットを当てて始まった蔵宅というサービス。
小さな酒蔵の救世主となるかもしれません、期待しています!
日本酒の定期購入サービスはSAKELIFEが有名ですが、今後両者とも競い合ってどんどん成長して欲しいですね。
ご興味のある方はこちらからどうぞ!
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