おいしい日本酒に巡り会うためにこれだけは覚えておきたい2つのポイント

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Sake
Sake / HyperLemon

こんにちは、Mharuです!

日本酒って色々種類があってどうやって見分けたら良いか分かりにくいですよね。
今回はおいしい日本酒を見つけ出すために、覚えておいて欲しい2つのポイントをご紹介します。
たった2つだけですので、ぜひ覚えてくださいね!


ところで、そもそも日本酒とは一体どういうお酒でしょうか。
簡単に説明すると米と米麹と水を主な原料とする醸造酒です。

そんな日本酒の中には「特定名称酒」という特別な名称の表示が認められた酒があるのをご存知でしょうか?
この特別なお酒の割合は日本酒全体の約3割程しかなく、その他7割は「普通酒」と呼ばれています。
出典:特定名称の清酒のタイプ別製成数量の内訳表(国税局分)

ですので普段私達が接するのは普通酒が圧倒的に多く、「普通酒=日本酒の味」と思っている方が多いと思います。
しかし、特定名称酒を知れば、きっと日本酒に対する世界観がもっと広がると思います!

そんな「特定名称酒」について、重要なポイントをお伝えします。

吟醸酒について

まずは特定名称酒の中の「吟醸酒」というタイプのお酒にについてご説明します。

お米を日本酒の原料として使う場合に、玄米の状態から精米する必要があります。
玄米の表面部分を磨く(削る)この作業をおろそかにすると、雑味が多く香りも悪いお酒になってしまうので、とても大事な工程となります。
この時お米のどれだけの割合を磨いて精米するかによって酒の名称が異なります。

どれだけ磨かれたかを表す指標として「精米歩合」というものが用いられます。
精米歩合は残っている割合を指すので、玄米の状態から20%磨いたものは精米歩合が80%という計算になります。

普通酒の精米歩合は72~75%程度ですが、これが70%以下になると「本醸造酒」、60%以下になると「吟醸酒」、50%以下になると「大吟醸酒」という特定名称酒になります。
細かな数値までは覚えなくて良いので、ちょっと多く磨いたのが吟醸、かなり磨いたのが大吟醸と覚えておいて下さいね。

吟醸酒はフルーツや花のような香りがし、爽やかな味わいが特徴のお酒です。
その香りや味わいから白ワインと間違えられることもあります。

純米酒について

次に「純米酒」についてご説明します。
先ほど日本酒は「米と米麹と水を主な原料とする醸造酒」と説明しました。
この「主な」というのがポイントで、ほとんどの場合上記以外にも「醸造アルコール」というものが添加されています。

醸造アルコールとは、でんぷん質物や含糖質物から醸造されたアルコールをいいます。
出典:「清酒の製法品質表示基準」の概要

純米酒は「醸造アルコール」が添加されていない、米と米麹と水だけで作ったお酒です。

純米酒はもっとも米の味が楽しめるお酒で、米そのもののふくよかな香りと、米の旨みを存分に味わうことができます。

そして、純米酒の中でも精米歩合が60%以下のものは「純米吟醸酒」、50%以下になると「純米大吟醸酒」という名称になります。
もうお分かりかと思いますが、一つ目のポイントとして説明した「吟醸酒」と組み合わさった名前ですね。

これらをまとめると以下のような表になります。

特定名称酒の表

正確にはもっと細かな分類があって、定義にも詳しい説明が必要なのですが、とりあえずはこれだけ覚えておけば十分だと思います。
もっと詳しく知りたい方は国税庁の「清酒の製法品質表示基準」の概要をご参照ください。

では日本酒の中で一番おいしいものは、純米で精米歩合の低い「純米大吟醸酒」なのでしょうか?
実はそんな簡単な問題ではないのです。

下手な吟醸酒よりよっぽどおいしい普通酒があったりと、一概にどれが美味しいとは言えないのが日本酒の奥深いところ。
「さんざん説明しておいてそれはないよ!」「じゃぁどうやって美味しいか見分ければいいの?」という声が聞こえてきそうですね。

人によって好みが違うので「誰にとってもおいしいお酒」というのはありませんが、「自分に合ったお酒」というものはきっと見つけられます。

「華やかな吟醸酒より、米の味が楽しめる純米酒だな。」
「吟醸が好きだけど、大吟醸まで磨くとちょっと合わないな」

このように色々試しながら自分がとのタイプの日本酒が好きなのかというのを見つけていくことが重要です。
そうすることがおいしい日本酒に巡り会うための近道になります。

ちなみに私は色々試した結果「純米吟醸」が気に入りました。
これを飲んだ時にはその香りと華やかな味わいから「これ本当に日本酒なの!?」とびっくりしたものです。
ただ、料理やシチュエーションに合わせて他のお酒ももちろん飲みますけどね。

今回説明した、吟醸・純米などはラベルに大きくかかれていると思いますので、ぜひお店等で手にとってチェックしてみて下さい。
李白純米吟醸

「吟醸酒」と「純米酒」の意味を理解し、自分に合ったおいしいお酒を見つけ出すために役立ててくださいね。

正しい知識を身につけて日本酒ライフを楽しみましょう!

日本酒の知識を勉強したいという方には、ちょっと古いですがこちらの本が入門書としておすすめです。

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