日本酒選びが楽しくなる!山田錦・五百万石・雄町など日本酒に使われているお米(酒造好適米)を知ろう

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神戸市北区北僧尾の古民家と山田錦
神戸市北区北僧尾の古民家と山田錦 / Akiyoshi’s Room

コシヒカリ、ササニシキ、ヒトメボレといえばお米の種類ですよね、
では日本酒に使われているお米の種類はご存知ですか?

日本酒ではご飯として食べるお米ではなく「酒造好適米」という特別なお米を使用しています。
お世話になっている居酒屋「酒友」さんのセミナーでお米の話を聞けたので、それをふまえて酒造好適米についてご紹介したいと思います。


普通のお米と酒造好適米の違いは?

一番の特徴は心白があること。
心白とは、酒造好適米の中心にある白色不透明な部分の名称です。

こちらに酒造好適米とコシヒカリを比較した画像が掲載されているので
心白の有り無しを見比べて見て下さい。
酒米・五百万石の生産拡大に向けた取り組み
この心白部分に麹菌が入ってきて発酵することになります。

あとは米粒が大ぶりなのと、酒に雑味を与えるタンパク質が少ないことも
普通のお米とは違う点です。
どれも酒造りにおいては重要な要素ですね。

人気のある酒造好適米は?

なんといっても「山田錦」、名前くらいは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
兵庫県で生まれた山田錦は全国にその名を轟かせる「酒米の王様」です。
大粒なので精米しやすく、タンパク質が少ないので綺麗な味に仕上がります。

五百万石」は日本一の作付け面積(田畑で作物を実際に植えつけている面積)を誇る酒造好適米で、新潟での生産高が500万石を突破したことを記念して命名されたました。
淡麗辛口の新潟のお酒に用いられることが多いお米です。

これらのようなメジャーな品種の他にも、各地で様々なお米が栽培されています。
例えば、一時は栽培の難しさから絶滅の危機に瀕した「雄町」は岡山生まれのお米。
実は先にご紹介した山田錦や五百万石は、この雄町を交配種として使われて
生まれた品種なんです。

最近では雄町サミットなるものが開催されたりと、熱狂的なファンを抱えています。

どうやって確認したらいい?

山田錦など有名米の場合は表ラベルにデカデカと書いてある場合が多いですが、
見つからない場合は裏のラベルを見てみてください。

福寿山田錦百%

山田錦100%と書いてあったら間違いなく山田錦しか使われていないのですが、
%表示がない場合は「山田錦はほんの一部でほとんどが他の米だった!」
という場合もあるのでご注意を。

米によってどう味が違うの?

日本酒を飲んで「これは山田錦だ!」等と見分けるのはほぼ不可能だそうです。
品種ごとに味の異なるワインと違って、米はそのまま食べてもほとんど味がないので
当然かもしれませんね。

ただ品種によって日本酒の出来栄えが異なるのは紛れも無い事実。
初心者の方は、日本酒を選ぶ際のポイントとして山田錦100%という物を選んでみてはいかがでしょうか。

値段も手頃なものからで、例えば「富翁」等がいいかもしれません。

日本酒選びには、こちらの記事も参考にしていただくとなお良いかと思います。
おいしい日本酒に巡り会うためにこれだけは覚えておきたい2つのポイント

お米の種類を気にしだすようになったら、もうあなたも日本酒ツウ。
楽しい日本酒ライフを満喫しましょう!

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